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2018年05月01日

【会員専用 Weekly No.148】決算ラリー花盛り

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  1. 決算ラリー花盛り

  2. 米金利「3%洗礼」にドイツの翳

  3. ドイツ経済の低迷と欧州投資家の動き

 

 

Weekly 4月30日

決算ラリー花盛り

26日の日経平均は104円高、うち60円分を東京エレクトロン1銘柄で押し上げた(1635円高の21050円)。同社の前3月期経常増益率は78.2%、今3月期予想は30.4%。一株配は前々期の352円→前期624円→今期予想823円。昨日終値での予想配当利回りは3.91%で、成長銘柄だけでなく利回り銘柄でもある。シャイアー買収で財務内容悪化懸念から大幅下落した武田薬品の配当利回りがこの日の引けで3.95%。比較対象でないかも知れないが、人気になるのが分かる。

韓国サムスン電子の第1四半期決算は営業利益で前年同期比58%増益、米インテルは純利益で50.3%増益、予想を上回った。増収率の高さに特色があり、東京エレクトロンが前期41.4%、今期予想23.8%、サムスン電子が実績19.8%増、インテルが8.6%増。

東京エレクトロンの決算説明(短信)を見ると、「動画配信など、各種クラウドサービスを通じた大容量データ通信が増大するなか、データセンター向けの投資が活発でメモリ需要が大幅拡大」とある。かつてのパソコンやスマホでなく、今や「データセンター(向けサーバ)」が牽引役だ。それを牽引する米アマゾンも前年同期比43%増収、純利益2.2倍。マイクロソフトは16%増収、純利益35%増益。

半導体関連の好調、データセンター高成長の今までのシナリオが確認された格好。ただ、これで世界的株高トレンドが復活する訳ではない。一方、ファナックは、今期営業利益が34%減益予想。推測だが、小型工作機械「ロボドリル」の中国向け特需の反動を想定していると見られる。この決算内容を受けて27日金曜日の同社株価は9.3%下落、日経平均は143円高であったが、同社の指数に対する寄与は89.98円安。つまりファナックを除けば金曜日の日経平均は230円ほど高かったことになる。建設機械ではコマツは24.8%営業増益予想だが、日立建機は10.2%営業減益予想。ともにドル円100円前提。中国向けの増加傾向は変わらないとしているが変調リスクには市場は過敏になろう。しばらくは発表ラッシュが予定されており、目まぐるしい決算ラリーが交錯する渦中にあると考えられる。