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2017年12月04日

【会員専用 Weekly No.128】NYダウ初の2万4000ドル乗せ

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  1. NYダウ初の2万4000ドル乗せ
  2. 米国債利回りフラット化とドル売り持ちポジション
  3. パウエル次期FRB議長がデビュー

 

Weekly12月4日

NYダウ初の2万4000ドル乗せ

11月最終日のNYダウは331ドル高。この日、ゴールドマンサックスが、「強気相場の長期化に伴い、平均的バリュエーション(評価)を示す指標が1900年以来で最も高い水準になっており、ある時点で投資家にとって痛みに変わる条件が整いつつある」と警告を出した直後に、NY株は急伸した。NYダウは今年最大の上げ幅で初の2万4000ドル台乗せ。10月中旬の23000ドル乗せから1か月半で大台越えとなった。前日下落していたナスダックも主力株が上昇し、0.73%高。

要因は三つ考えられる。一つは減税法案で、共和党有力者のマケイン上院議員が上院案に賛成を表明したこと。声明で「この法案は完全なものからは程遠いが、米国の競争力底上げ、長らく遅延していた中産階級に対する減税につながる」と市場の期待を代弁。上・下院法案のすり合わせ課題が残るが、法案成立に大きく前進したと受け止められた。

第二はOPECが協調減産で来年末まで延長することで合意したこと。既に報じられていたので、原油相場は動かなかったが、高値安定の材料となる。意外に知られていないが、米鉱工業生産(17年)上昇分の92%が石油鉱業関連投資で説明できるとされる(設備投資を14ポイント押し上げ。エネルギー投資を除く設備投資は伸び率減速で、18年の課題の一つとされる)。原油高止まり、米シェール増産は米経済順調に不可欠と見られる。

三つ目はほとんど注目されていないが、CBO(議会予算局)が「連邦債務が引き上げられなければ、財務省資金は来年3月もしくは4月初旬までに底を尽く」との試算を発表した。連邦債務上限問題は12月期限と見られてきたが、事実上、延長されたことになる。