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2017年10月30日

【会員専用 Weekly No.123】日経平均は戦後最長の16連騰

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  1. 日経平均は戦後最長の16連騰

  2. 今週、FRB新議長が決まる

  3. 市場ではリスクも混在

 

Weekly 10月30日

日経平均は戦後最長の16連騰

先週の日経平均は戦後最長の15連騰を抜き16連騰と新記録を打ち立てたが、過熱感は見られない。日経平均は、日銀不在のまま16連騰に記録を伸ばしたことになる。日銀不在記録は14年5〜6月の18日だそうで、16年8月に年6兆円(新型ETFを除くと5.7兆円)の買い枠になってからは日銀不在は最長。9月末までの購入累計は4兆3242億円、残り1.37兆円ほどの枠がある。営業日数で割ると、毎日300億円の購入計算になる(最後の9月29日は739億円)。含み益が膨れ上がっているので、別に枠を残すのも妥当と見られる。16連騰での 海外勢の買いは先物主導か、現物中心か、分からないが、長期投資家が動いているとの声も出ている様だ。気が付けば、安倍政権は先進国の中でメルケル独政権を上回る最も安定した政権との評価。ただ、今回の16連騰には21000円、21500円で売りポジションを組んだ短期筋の買戻し(特にコール売りの機関投資家のヘッジ買い)との見方も根強い。後者だと反落しやすい。

総選挙結果は、ほぼ事前予想通り自民大勝となった。目立ったのは、安倍首相の慎重姿勢と組織票で手堅いとされた公明、共産の退潮。両党は、機関紙販売を資金源とするが、新聞退潮の影響を受けているとされること、支持者・活動家の高齢化、地盤としてきた商店街の衰退の影響、トップの在任が長期化し新鮮味が得られないなどで共通する。日本の社会構造の変化を象徴する印象だ。総選挙での自民大勝、アベノミクス継続期待でドル円は月曜日の朝方に一時約3ヵ月ぶりとなる114.10円まで上昇したが、110〜115円ゾーンを抜ける勢いはなく、ジリジリと円高に押し戻され、113円台前半で戻って来た。

総選挙後の施策が一気に動き出さないとすれば、国内要因は3月期決算企業の第2四半期決算(7〜9月)に移る。既に業績上方修正を発表した銘柄でも材料出尽くし感から売られるところがあり、再度見直しの動きが広がるか注目点となろう。