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2017年10月03日

【会員専用 Weekly No.119】小池旋風は市場で吹き荒れるか?

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  1. 小池旋風は市場で吹き荒れるか?

  2. FOMCで市場の流れが変わったのでは

  3. 米税制改革で成果を求めるトランプ大統領

 

 

Weekly 10月2日

小池旋風は市場で吹き荒れるか?

小池旋風は、民進党を吹き飛ばした。民進党は消費増税派、「希望の党」は「消費増税凍結」を有力な主張にしようとしているので、どういう形で一本化されるか注目される。安倍首相が「10%への増税」を公約した格好になっているので、消費増税凍結が盛り上がれば、与党はかなり苦戦する可能性も考えられる。安倍首相の本音は「引き上げ見送り」との指摘もあるが、財界の一部からは「10%以上への増税」を主張する声も出ており、消費増税反対ムードを刺激する恐れがある。

小池都知事の新党代表就任が急きょ決まり、選挙事情に詳しい関係者の間では、大都市圏での「ブーム」の可能性を指摘する声も出ている。「改革保守」を標ぼうする新党は、自民党からのスイング先として選好されやすいとの見方だ。もし、「風」が新党に吹けば、自民党は新党の獲得議席に応じて、議席減に直面するリスクがある。 自民党の議席減が大きくなれば、株安/円高との予想もある。 円相場にとって、この「風」はFRBや日銀が金融政策で影響を及ぼせない範囲であり、かつ事前の正確な予測が難しく、市場は本格的な織り込みをしていない。 それだけに予想外の事態に直面すると、市場価格の変化率は大きくなりやすい。より正確に事態の進展を予測するには、「前兆現象」に目を配り、しっかりとリスク分析することが重要だろう。

為替・株式市場ともに、現時点では小池新党を意識していない。おそらく「希望の党」は選挙への準備が整っておらず、また、小池氏が選挙に出馬するかどうかも不透明だからだ。小池氏が出馬をしたら「強烈な風」が吹くともいわれているが、同時に都知事としての公約違反の声も上がるだろう。もし、自民党が大負けした場合は、安倍首相の求心力が低下するため株式市場は大きく売られ、アベノミクスの継続が難しくなるとみて、一時的にしろ円高に推移するだろう。しかし、与党勝利なら株式市場は一段高となる。これまでの選挙では、株式市場は告示から投開票までは上昇が続いていたが、今回はそうは行かず、10月に入ると情報分析をより丁寧に行うことが求められそうだ。