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2017年07月08日

【会員専用 Weekly No.108】世界的な金利上昇局面へ

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  1. 世界的な金利上昇局面へ

  2. 自民大敗で内需テコ入れ

  3. このところの日経平均下げの主役は誰だ

 

Weekly 7月9日

世界的な金利上昇局面へ

6月末は無難な通過となった。日本、欧州株は軟調だったが、米10年物国債利回りは2.30%台を回復、ドル指数は0.1%上昇で若干持ち直し、ナスダックは0.06%下落したが、NYダウは0.29%、S&P500は0.15%各々上昇した。7月相場は、6月末の欧米金利上昇の地合いを受け継いで始まった。ドイツ10年債利回りは一時0.5%、3ヵ月ぶりの高水準、米10年債利回りは好調な米雇用者数増加を受けて2.39%、7週間ぶりの高水準。まずは1日発表の米ISM(供給管理協会)6月製造業景気指数が約3年ぶりの高水準となったことが金利を押し上げた。3日付ロイターで、米長期金利見通しが報じられた。インタビューに答えたのは、米資産運用大手PGI(プリンシパル・グローバル・インベスターズ)のチーフ・グローバル・エコノミスト、ボブ・バウアー氏。彼の見通しは「米10年債利回りは、年末に掛けて2.75−3.0%のレンジに向けて上昇する」というもので17年の米経済成長率は2.3〜2.5%のレンジに着地すると見ており、米金利がなかなか上昇しない要因に、「投資家のコンセンサスが低金利(デフレ)から抜け切れていない」、「日欧との格差」を指摘した。6月下旬のドラギECB(欧州中央銀行)総裁発言に端を発した今回の金利上昇相場は、後者の要因を刺激した。しかし、日銀は欧米より遅れており、7日には欧米の金利上昇を警戒し臨時の国債買い入れを実行した。今年後半には日銀も「出口の可能性には言及する」という見方もあるが、日欧の金利がジワリ上昇すれば、米の上げ余地になるとの考えだ。ただし、同氏は実際のFRBはバランスシート縮小を先行させ、60%ほどの確率で次回利上げを来年3月まで先延ばしすると予想。イエレン議長の来年2月の退任・続投には言及していないが、退任を意識している様だ。