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2017年05月27日

【会員専用 Weekly No.102】FRBは今週の雇用時計で利上げ実行か

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Weekly 5月27日

FRBは今週の雇用時計で利上げ実行か

24日、5月2〜3日開催のFOMC議事録が公開された。市場の受け止め方はバラバラだったが、金利先物市場では6月13-14日のFOMCでの利上げ確率は83%と変わらず、「さらに年末までに1回利上げ」確率は46%と週初の50%台から低下した。市場は「まもなく追加の利上げ適切」との表現に反応したが、その後の金融市場の動きは「最近の経済指標の弱含みが一時的とのさらなる証拠を待つのが賢明と判断した」に呼応したものと見られる。結局、米10年国債利回りは2.2519%(前日2.2830%)に低下、利上げとFRBバランスシートの縮小を話題にしながら利回り低下は何やら不思議な動きに映る。おそらくFOMC議事録以外に、中国格下げ(ムーディーズ)、5年債入札の堅調などが背景で債券が買われた(金利低下)のかもしれない。23日付ブルームバーグは「16日時点の10年物米国債先物建玉が24万10枚の買い越し、07年12月以来の大きさになった」と伝えた。米商品先物取引委員会(CFTC)のデータで、ヘッジファンドなど投機筋が利上げシナリオ「後退」に掛けていることを示す。ヘッジファンドが見る債券利回り低下は、世界的にリスクが膨らみ、とりわけトランプ政権のスキャンダル、税制改革などの景気刺激策遅れへの懸念、期待外れの経済指標などが背景となっている。リスクが近づいている中で隠れ場がないため、米国債が買われているのかもしれない。この日は債券利回り低下でドルが売られたが、株式市場はS&P500、ナスダックが最高値を更新、NYダウも2万1000ドル台を回復した。ただ、出来高が薄く、力強さは無い。6月13〜14日開催のFOMCで利上げが決まるかどうか、6月2日の雇用統計を前にして、その攻防は始まる(29日はメモリアルディのため米市場は休場)。